心筋梗塞の再発にそなえた現実的な予防と対策~考えよう、お金のこと~
心筋梗塞の再発にそなえた現実的な予防と対策~考えよう、お金のこと~
心筋梗塞の再発にそなえた現実的な予防と対策~考えよう、お金のこと~ » 心筋梗塞のリハビリとは

心筋梗塞のリハビリとは

心筋梗塞が起こると入院によって長時間の安静が必要となり、その影響によって運動能力や調節機能などが低下してしまうでしょう。心筋梗塞のリハビリでは、運動や指導を行うことでスムーズな社会復帰や再発予防のサポートを行うことが目的です。ここでは心筋梗塞のリハビリについて詳しく紹介します。

心筋梗塞におけるリハビリの重要性

心筋梗塞は一度治療を行っても、再発を繰り返す恐れがあります。再発を予防するためには冠動脈の動脈硬化の進行をストップさせることが重要です。そのためには食事や生活習慣の改善、さらには運動が有効と言われています。心臓のリハビリの場合、運動療法だけでなく食事や生活習慣の指導も行い、再発のリスクを最小限に抑えることが重要な課題になってくるでしょう。

さらに心筋梗塞の治療のために入院生活などで衰えた体力を改善させ、社会復帰をスムーズにさせることも目的のひとつです。質のいい生活を取り戻し、自分らしく過ごすことがリハビリを行う理由になるでしょう。

リハビリの効果

リハビリによって運動能力が向上する効果が期待されます。その結果、歩行の安定性がアップし、楽に歩けるようになるでしょう。さらに血管内皮機能や自律神経が整うことによって血栓の予防効果もあるとされています。

そのため動脈硬化のリスク因子を下げることに繋がるでしょう。その結果、心筋梗塞の再発予防、突然死のリスク低下、死亡率の低下など、リハビリによって多くのメリットをもたらします。

リハビリの進め方

心筋梗塞におけるリハビリは、集中治療室で急性期の治療を受けた後から開始されます。4日後に歩行状態を確認し、状況が良ければ急性期のリハビリが開始となるでしょう。その後で回復期のリハビリに移行し、維持期へとバトンタッチされます。

リハビリは基本的に医師が状態を診察しながら、離床のプログラムを作成し、運動療法をはじめ服薬指導、食事指導、病気や生活習慣などの知識、カウンセリングなど段階的に総合的に進めていきます。指導内容などは症状や既往歴などで個人差があるため、一概に教科書通り進むわけではないため注意してください。

リハビリの運動内容

第一期

急性期とも呼ばれる時期で、集中治療室での治療が終わって数日後より開始となります。早い段階で身体を動かすことで、寝たきりによる体力や筋力、気力などの低下を予防することが目的です。

心筋梗塞のリハビリ:第一期(急性期)について

第二期

急性期の時期が終わり入院中から退院後2~3ヶ月の頃を指します。回復期とも呼ばれ、積極的な運動療法が開始され、社会復帰に向けての座学なども行われ多角的治療が実施される時期です。

心筋梗塞のリハビリ:第二期(回復期)について

第三期

回復期後から開始される時期で維持期とも呼ばれ、生涯にわたって続くリハビリです。おもに在宅でのリハビリとなるため、周囲の協力が必要不可欠となるでしょう。

心筋梗塞のリハビリ:第三期(維持期)について

リハビリの注意点

運動療法のリハビリを行うと、体調に異変を感じることが度々あります。少しでも異変を感じたら、必ず担当しているリハビリのスタッフに伝えるようにしましょう。ケースによってはリハビリを中止する必要があり、無理することによって心臓に余計な負担をかけ症状を悪化させてしまうことがあります。

たとえば脈拍が140/分を超えた場合などが、リハビリの中止基準です。さらに意識状態の悪化や呼吸困難、めまい、吐き気、頭痛、狭心痛、強度の疲労感も中止基準なので、少しでも当てはまる症状がある場合には中止してください。

B!ブックマーク Twitter Facebook LINE
icon
あなたはその時、払えますか?
心筋梗塞の医療費シミュレーション

自己負担額は、医療保険の加入有無、高額療養費制度の利用によって変わります。先進医療の医療費300万円を含む、治療費総額500万円の場合で自己負担額を算出してみました。

360万

医療保険に入っていない場合、公的医療保険によって自己負担額は3割となります。ただし先進医療は対象外のため、自己負担額は高額に。

309万7,430

高額療養費制度を利用すると、自己負担限度額を超えた医療費が払い戻されます。ただし公的医療保険が適用外の治療は除外されるため、先進医療の治療費は丸ごと自己負担に。

9万7,430

先進医療を保障する医療保険の大半は、先進医療の技術料と同額の給付金を受け取れます。高額療養費制度と併用すれば、さらに自己負担額は軽減。