心筋梗塞の再発にそなえた現実的な予防と対策~考えよう、お金のこと~
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血液検査

心筋梗塞は血液検査をするだけでも高い精度で早期発見が可能です。こちらの記事では、2種類の血液検査の特徴や費用について解説。心筋梗塞のリスクを血液検査で調べたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

血液検査の方法

トロポニン

心筋梗塞を検査するための1つ目の方法は、トロポニンという酵素の量を調べる血液検査です。心筋梗塞で心筋細胞が壊れると、トロポニンという酵素が血液中に流出される仕組みを利用しています。13~19分という短時間で検査結果が判明し、検査精度は90~95%と言われるほどの高さです。ただしトロポニンが検査可能となるのは心筋梗塞発症から4~8時間後であり、早期発見のためには利用できません。

BNP

2つ目の血液検査の方法は、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)というホルモンの分泌量を調べるBNP血液検査です。BNPは心臓に負担がかかると大量に分泌され、血中濃度が濃くなります。このBNPの濃さを調べ、心臓の状態を知る検査です。特に心不全の検出率が高く、90~96%と言われるほど。検査結果も迅速に判明し、測定器によっては15分ほどで結果を知ることができます。BNPは心筋梗塞発症前に心臓の異常を見つけることができるため、早期発見に役立つ検査です。

血液検査の特徴

血液検査は人間ドックで受けられる?

トロポニン血液検査もBNP血液検査も、簡易的な通常の人間ドックでは受けられないことがほとんどです。人間ドックで受けたい場合は、オプション検査として追加するか、心臓の検査に特化した「心臓ドック」や「心臓機能検査」、2日間に渡る「総合精密人間ドック」などを受けるようにしましょう。

血液検査だけ受ける場合の費用は?

心筋梗塞の血液検査だけを単体で受ける場合の費用は、2,200円となっている施設が多いですが、病院によっては多少金額が変動する場合があります。変動の幅は1,500~3,300円ほどで、それほど大きく変わりません。

血液検査で他にわかる病気

トロポニンの血液検査では急性冠症候群を発見することもできますが、実質的には心筋梗塞を発症した後に行う検査なので、心筋梗塞に特化しています。それに対してBNPの血液検査では、心筋梗塞を含む心疾患によって引き起こされる心不全を調べる検査なので、その他の心疾患の早期発見にもつながります。

上記は一部ですが、心不全を引き起こすさまざまな疾患の検査が行えます。

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あなたはその時、払えますか?
心筋梗塞の医療費シミュレーション

自己負担額は、医療保険の加入有無、高額療養費制度の利用によって変わります。先進医療の医療費300万円を含む、治療費総額500万円の場合で自己負担額を算出してみました。

360万

医療保険に入っていない場合、公的医療保険によって自己負担額は3割となります。ただし先進医療は対象外のため、自己負担額は高額に。

309万7,430

高額療養費制度を利用すると、自己負担限度額を超えた医療費が払い戻されます。ただし公的医療保険が適用外の治療は除外されるため、先進医療の治療費は丸ごと自己負担に。

9万7,430

先進医療を保障する医療保険の大半は、先進医療の技術料と同額の給付金を受け取れます。高額療養費制度と併用すれば、さらに自己負担額は軽減。